趣味の顕微鏡あそび

妻曰く、道具をそろえ終わると趣味が終わるそうだ。

ブログタイトル

東京は若者が多い!驚くほど多い!びっくりした!

東京観光に家族で出かけた。

もちろん、私は荷物持ち。

でも半日だけは時間をもらえたので国立科学博物館に。ついで国立博物館にいこうと思ったら40分待ち!

なので国立西洋美術館に。

企画展をやっていたが、教養がないためよくわからなかった(笑)

 

東京で一番感銘を受けたのが、若者の数!

もっとも若者が行く場所を観光してきたので当たり前だけど、本当に多い。

田舎の少子高齢化とは無縁のような気がする。

もっともそれなりの高齢者がおられるのだろうが、若者と観光客で満載だった。

地方に地方にという気持ちもよくわかる。

東京はそれだけ魅力のある町なのだろう。

誘蛾灯のごとく集まってくる。

帰宅すると真っ暗闇。

つきものが落ちたように日常が流れ出した。

なんちゃって(笑)

 

 

印刷用の版が届いた!まずは丸く切ってレチクルを試してみた。

イメージセッターの出力版(A4サイズ)が届いた!

(消費税が8%だった。インボイスは本当に面倒。もとに戻してほしい。)

フィルム出力 / 販促工房.com

さっそく切り取って覗いてみた。

下の図案で1000μm(1mm)

まぁまぁかな。マイクロフィルムの方が高精細かも。

 

右端に作った実体顕微鏡のレチクルはなかなかいい感じ。

ついでに、輪帯照明のパッチも作っておいたらよかった。。。

 

まずは、レチクルを片目にはめて並べてみた。

UVレジンコーティング液に直接。

相変わらず液は厚いのでぷかぷか浮かぶ。

一部重なってしまった。。。

 

 

 

Kittonia elaborataを見つけた!

x20 ZerenaStacker (BOTH)

おしいおしい!

片方しか角がついていなかった。

破片はちょこちょこ見つかるんだけど、、、、

しかし封入するとき、下向きか、横向きか、上向きか悩む。

封入時に折れそう。

Kittonia elaborata

 

三角形のもあるらしい!

https://ia600209.us.archive.org/BookReader/BookReaderImages.php?id=occasionalpapers50cali&itemPath=%2F27%2Fitems%2Foccasionalpapers50cali&server=ia600209.us.archive.org&page=n16_w498

 

あと、予想外のつながり方も!

Kittonia elaborata : une diatomée marine fossile peu commune - DIATOMEES - Mikroscopia

 

 

レンコンみたいなのも。何だろう?

 

これも初見!

 

 

Oamaru、NZ(No2,No3)の珪藻サンプルから拾い出して封入してみた。

封入剤:UVレジンコーティング液(UV008)

 

Oamaru、NZ(No2,No3)の拾い出し。

結構集まった。初見の珪藻もたくさんあってとても楽しい。

今日は、大きな珪藻で割れていたり欠けていたりしているものだけ集めてみた。

(もったいないので捨てられない(笑))

 

例の珪藻( Kittonia elaborata )の半分のも封入。

http://symbiont.ansp.org/dntf/images/cache/000000/NSF029310_C1_Side1.jpg

  ( ANSP Diatom New Taxon File   )

 

突起はなくなっているけれども全体のも見つけた!(未封入)

Billに感謝!早く完全体を見つけたい!

 

素晴らしいSEM画像

Diatomee Kittonia elaborata aus Oamaru Vergleiche

 

ZereneStacker PMax 61枚

 

 

https://www.tandfonline.com/doi/pdf/10.1080/0269249X.2017.1395366

 

突起部分

 

クシがささったの(笑)

 



カバーガラスの下に敷く目印。先達の作成方法の翻訳版

先達によると、マイクロフィルムに意匠を映して珪藻を載せていくらしい。

 

スティーブ ビーツの固定液とマイクロフィルム法

Re: My new "wet" diatom adhesives - Looking for testers and feedback

で、その翻訳

珪藻マウントの方法ilovepdf_merged.pdf - Google ドライブ

 

マイクロフィルムの印刷業者を探してみた。

https://www.proprint.co.jp/category/copy/copy/pricemicro.html

 

でもどうせなら、何パターンもできないかと、イメージセッター出力を頼んでみた。

フィルム出力 / 販促工房.com

解像度は、1200dpi/2400dpi/4000dpiらしい。

とりあえず、イラストレーターで2400ppiで作ってみた。

ついでに、実態顕微鏡用のミクロメーターも端っこに6個つけてみた。

果たしてうまくいくだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次女の受験も終了。

お疲れさまでした。

4年間頑張れ!

 

 

 

 

 

ゼラチン固定液とUVレジンコーティング液で封入。

 2. Oamaru,NZ Bain's #2 Fossil Daitom より。

ゼラチン固定液にぽつぽつ載せて、移動はほとんどなし。

赤玉を握りしめて置いていった。

移動させた珪藻ははがれたり割れたり。

やはりタングステンは硬すぎるかもしれない。

 

並べた後、ホットプレートで5分、少し冷ましてからUVレジンコーティング液をたらした。

気泡を抱いているので、ホットプレートに当てたりして気泡を逃がした。

これは等間隔に並べるのは至難の業。

修行もしくは、方法のパラダイムシフトが必要(笑)

さっぱりわからない。

まずはゼラチンを薄めて簡単に移動できるようにしなければ。

 

それより初見のがあってかなりドキドキ(笑)

テスト封入に使っていいのか?と思いながらやっちゃった。

 

Cleaned Diatom Samples for Microscopy - Samples

https://diatomsamples.weebly.com/uploads/1/4/4/2/144212056/p72.png

これの角部分だけみつけた!

全体像が欲しい(笑)

 

 

 

不思議な珪藻のでき方のメカニズムの提案

https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2309518121#data-availability

 

しかし不思議な形。

もっとも、人間の体もヘンテコなんだけど。

 

 

 

タングステンの先っぽを尖らせる方法。

 

電球を割って中から取り出したタングステンは、真ん中はポロポロ切れたけれど、端っこは案外丈夫。指でぎゅっと伸ばして使えるかな思ったけど太すぎた。

 

先達は電解研磨で細くする方法で、そのうち試そうと思っていたが、

USB充電式プラズマアークライターで先を焼くと細くなった(笑)

これは簡単。

タバコは吸わないけれども、たまたま職場にあったのだ(笑)

顕微鏡下でタングステンの先をアーク放電で焼いたらすぐに細くなった(笑)

 

先っぽのサイズもまつ毛ぐらい。ちょっと長い。もう少し焼いたら短くなった。

 

さて、ゼラチンの粘りに耐えてくれるだろうか?

2日目のゼラチン固定液

2日目、まだ動く。が、やはりゼラチンが濃すぎたみたい。

硬い珪藻は動くが、薄い珪藻は破壊されちゃう。。。

 

次に封入してみた。UVレジンコーティング液

弁当箱用の真空ポンプを試してみたら、ひっくり返って机にぴちゃっとついてしまった。(マーフィーの法則)が、珪藻ははがれなかった!

 

しかし、気泡はしっかり抱く。

なんとかうまく真空にしたい。あと、ガラス針の先をとがらせないと、珪藻の下に差し込めない。

 

 

 

 

 

 

3Dプリンターで作っていただいた、カバーガラス洗浄治具が届いた!

が、設計ミス。。。

 

15φのカバーガラスを入れてはめると、カバーガラスが脱落する。

4点の抑えでは少ないし、嵌合の隙間からも出てくる。

小瓶に入れるとフタが閉まらない(笑)長さの間違い。

 

こうするべきだった。

うーむ。

 

 

 

マニュピレーター再び。

メルカリで買ったXYメカニカルステージを実体顕微鏡のホルダーにつけて、なんちゃってマニピュレーターを再び作ってみた。

以前のはこれ

マニュピレーターを作ってみたがダメだった。 - 趣味の顕微鏡あそび

 

すね毛で珪藻を移動させようとしたが無理だった。マイクロマニュピレーターを自作しようかとも思ったけれども、、、 - 趣味の顕微鏡あそび

 

前回はNIKON S型だったけど、今回は実体顕微鏡で。

 

へたくそでガラス針がなかなかうまく作れないが、まぁ、珪藻をくっつけることができた。

落とすときは、チョンと振動を与えると落ちる(笑)

はたしてうまく移動できるだろうか?

 

 

ゼラチンをカバーガラスに流してやってみた。

なんとゼラチンが濃すぎてはがれない。ガラス針で押しやると珪藻が壊れる。

かなり難しい。

電球からとったタングステンは強いけれど、太いので動かしにくい。

まつ毛が一番やりやすい。

先達曰く、「道具が仕事をする」という言葉の通りになってしまった。

(1)ゼラチンが濃いのでくっつきすぎ

(2)タングステンはやはり細くしなければ使えない。

(3)マニピュレーターの操作が難しい。XY&回転ステージも必要。

(4)ガラス針は作るのが難しい

 

このまま、フタをして明日も使えるか試してみる。

 

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2024/03/05

朝起きて、ちょっと触ってみた。

まだ動く。

乾燥していない!

 

 

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Mr.Bill DaileyのNo2をスピッツ菅に移し替えた。

精製水をたっぷり入れた。これでちょっとづつ吸い取れる。

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満中陰は3/20に決定。少し早いけど。

ゼラチン固定液を使ってみた。

ゼラチンの固定液を使ってやってみた。

Mr. Bill Dailey に教えていただいた設計図に近い処方。

固定液 リンク集 - 趣味の顕微鏡あそび

 

流れずはがれずなかなかうまくくっついてくれる。

しかしまつ毛で並べるのは厳しい。プルプルする。赤い球を握りしめてたけどまだぷるぷる。あとで落としたら後で動かせない。

動かしたら、2枚だったらしく、分離して2枚になっちゃった。

実体顕微鏡の100倍では見えない。ワーキングディスタンスの長い対物レンズが必要とも思うが、あいつはべらぼうに高い。かなりほとぼりが冷めないと難しい。

またなんちゃってマニュピレーターを作ろうか??

それか糖分を控えて腹式呼吸か。

 

封入剤はUVレジンコーティング液。

1滴たらしたら気泡をだいたけれど、ホットプレートで5秒1回10秒1回で気泡が消えた。

 

 

ガラス針タングステン針が必要。ガラス電球を割って伸ばしてみようか?案外太いのだろうか?

 

作り方を見つけた!

タングステン針作り方:タングステンニードル作成:1月の雑記より

タングステン線(0.04~0.5mmかな)https://amzn.asia/d/5NuVCkG

電気分解用:過炭酸ナトリウム(粉末タイプ、120g) - ダイソーオンライン

ちょっと怖い(笑)

職場で切れた電球を見つけた!さっそく割ってタングステンをいただいてきた。

真ん中は劣化しているらしくぼろぼろ切れる。が端は伸びても切れなかった。だがちょっと太い。これに交流をつなげるのは勇気がいる。。。

ちょっと珪藻をさわってみたがちょっとつかみづらい。さすがタングステン。スライドに書いたマジックのガイドに傷がつく。

 

 

次はカバーガラスの清掃だけどなかなかうまくいかない。

なんどやっても最初より汚れる(笑)

カバーガラスを挟んで瓶の中で超音波ともおもったけどなんか無理っぽい。

まぁカバーガラスキャリア(3Dプリント)は注文済みなので試してみるけれども。。。

カバーガラスの洗浄 - 趣味の顕微鏡あそび

 

 

右下のは、ガラス針で動かそうとして欠けた。

 

上下が分離して2枚になってしまった。

 

それで肝心の見え味ですが、UVレジンコーティング液の方がちょっときれいなような・・・

昔作った、UVレジンコーティング液で封入した珪藻スライド(2023/01/28)

 

カバーガラス上で固定するのではなく、スライド上で固定した方がいいのかもしれない。スライド上でするのはなんか難しそう。

カバーガラス2枚のサンドイッチはどうだろうか?

次に、気泡を抱きやすいものをゼラチンで固定してみた。

すると、非常に動かしにくい。くっついてはがせない。動かすと壊れる。

ちょっとゼラチンが濃いのかもしれない。

並べ終わって(センスがない(笑))UVレジンコーティング液を垂らすと

予想通り気泡を抱いた。

そこでホットプレートに載せるが、気泡が取れない。

載せすぎると煙が出てきた。

上からポタっと落とすのではなく横からゆっくり流していった方がいいかもしれない。

また、真空ポンプ(弁当箱用)で3回ほど吸ったが駄目だった。

(1)次回、上から垂らさず横から流してみる(一緒に流れていくかも)

(2)カバーガラスを温めてから液を落としてみる。

 

 

 

 

 

カバーグラス洗浄治具

カバーガラスがなかなかきれいにならない。

拭いても拭いても洗っても洗っても、PVA液を垂らすと微細なごみがつく。

カバーガラスを保持してガラス瓶に入れて超音波にかけれるような治具はないかと思ったけれど、なかなか。

 

 

3Dプリンターはどうだろうと3Dモデルを作ってみた。

15φカバーガラスを16φのオレンジにおいて、14φのピンクを挟んで保持。

そして、小瓶に差し込んで精製水で超音波をかけて保存。1枚しか入らないけど。

 

もっといい方法はないかしら。。。

 

初めてだったけど案外簡単。

Tinkercad | From mind to design in minutes

 

これを、DMM.makeで頼んでみよう。

「つくる」を支えるプラットフォーム - DMM.make

まずは見積だ。

 

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2024/02/28

DMM(プロ)は5000円オーバーでした・・・

そこでココナラ(セミプロ)で依頼することに。楽しみ。

¥2200円

Prusa i3MK3+ 方式:FDM

素材はPLA

 

 

 

 

100歳の祖父が亡くなった。

最後は大きく息をして。

数日前までは食事も会話もしていて、あと1年はいけると思っていたけれども。

100年間お疲れさまでした。大正12年は関東大震災の年。

3連休、中日の気持ちよく晴れた日でした。

2/26 お通夜 

2/27 告別式

喪主挨拶を行ったが、寒さと緊張で震えてしまった。

 

珪藻サンプルを頂いた!  2. Oamaru,NZ Bain's #2 Fossil Daitom 1.参照

今日はNo2を覗いてみた。

No1と同じくニュージーランドの珪藻化石。Bain’sは何だろうか?

調べてみたら、ココがヒットした。ベイン牧場らしい。

Oamaru diatoms - Diatom Shop

 

初見のもいろいろあって大興奮。鼻息カバーがあってよかった。

ちょっとだけ拾い出し。

 

あと、固定液に挑戦してみた。ゼラチンは手に入らないのでDAISOでPVAを買ってきた。濃度が10%なので、ビーカーで濃度を上げて酢酸に溶解。

今日はここまで。

次に氷酢酸と2種類のアルコールで薄めて調合するらしい。

固定液 リンク集 - 趣味の顕微鏡あそび

 

それをカバーガラスに薄く薄く塗るらしい。氷酢酸は蒸発させるっぽい。臭そう。

それで、マイクロフィルムで並べるデザインを撮影してカバーガラスの下に貼り付けてマイクロマニピュレーターで並べていくらしい。これはこれは先が長い。いや長すぎる。時間はたっぷりあるけれど(笑)これは自分には向いていないかも(笑)

 

そろそろ寝ようとおもったけど、ちょっと試してみた(笑)

 

カバーガラスを”HyperClean6310”で清掃してガスコンロであぶった。

端っこに少し煤が付いた。。。

そしてアルコールですすぎ、火をつけて飛ばしたら、白っぽく。。

 

仕方がないのでdusperΣティッシュで拭いた。なんか薄茶色っぽい。

無水エタノールを細管で垂らし、そこに酢酸+PVAを一滴垂らしたが、広がらないのでさらに上に無水エタノールをたらしたら全体にいきわたった。

しばらく放置して並べてみた。

ガラス針で珪藻を配置していったが、まだ液が多い感じ。酢酸+PVAを濾過していないので塊を発見。珪藻にジトっとしみこむ。まだ早すぎたかな?

まぁ並べやすいかも。ガラス針は新調しないと先が折れて太すぎた。

でも珪藻を押して位置を変えられる。

でも手が震える。マニピュレーターはいるかも。実体顕微鏡は倍率が低すぎる。

マニピュレーターを作るのはなかなか大変。

誰かつくって(笑)

マニュピレーターを作ってみたがダメだった。 - 趣味の顕微鏡あそび

 

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2024/02/24

翌日。昨日のカバーガラスはまだしっとりとしている。

撮影してみた。

第1号!!

固定液の厚みがあるので、珪藻にしみこむ。

2日目は少し薄くなったのか、しみ込みにくくなった。

ホットプレートで飛ばしてみた結果は「固定液」に移動した。

 

 

 

御所車みたいなの横の鉄アレイみたいのはもしかすると、これの一部かも(笑)

Cleaned Diatom Samples for Microscopy - Samples

これは楽しみ。

次回はホットプレートで乾燥させずに自然乾燥させてみよう。

塔婆みたいなのも。

 

ギョロメもありました!!

 

 

 

 

デンマーク産珪藻土から。珪藻保管棚をあけるため、封入

頂いた珪藻を早く覗きたいが、保存もしたい。

 

だけど、4段しかない珪藻保管棚が満杯なのまず、1段を封入した。

ドイツのショップから送っていただいたデンマーク産珪藻土から。

デンマークのモルス島の珪藻土 - 趣味の顕微鏡あそび

 

精製時に篩過しなかったので、いまいち細かい破片が多い。

今回もUVレジンコーティング液をつけすぎた。ガラス細管で付けたのが失敗。

でもカバーガラスを台所洗剤で洗浄したので、カバーガラスはきれい。

右側の珪藻のコントラストがでない。マウントメディアだともう少しくっきり見えるのかしら。

いよいよ固定液が必要。

 

 

初見!一部がくっついていない。

 

先がとんがっているのでうまくたたなかった

 

こちらはひっくり返しておいたので裏から。

 

気泡を抱いてUVレジンコーティング液の中で浮いていた。

 

これも初見!