中古をあさるには、ややこしい記号だが、いつでも見れるようにまとめておく。
S型ニコンutタイプに∞の記号がついた対物レンズは使用できない。
最新の顕微鏡は無限遠∞だが、高すぎて縁がない。
S型ニコンは対物レンズと接眼レンズを合わせて色収差を補正する方式。CFではない
但し、1980年代の対物レンズはCF方式で有限補正なので、ちょい古の対物レンズは色収差なしらしい。
2.1 対物レンズ|2.顕微鏡の光学系|顕微鏡の基礎─日本顕微鏡工業会(JMMA)
| ∞ | 無限遠の対物レンズ。S型ニコンなどの旧型には使えない。 |
| 160/0.17 | 160mm(有限遠)は顕微鏡の筒の長さ、0.17はカバーガラスの厚み |
| AC | 電動補正環 |
| ADH | 新位相差ダークコントラスト(高) |
| ADL | 新位相差ダークコントラスト(低) |
| ADM | 新位相差ダークコントラスト(中) |
| Apo | アポクロマート |
| BD | 明・暗視野 |
| BF | 明視野 BDは明・暗視野 |
| BM | ブライトコントラスト(中) |
| C | 補正環 |
| CF | コンペンゼーションフリー(Chromatic Aberration Free:色収差なし) |
| CFI | 色収差補正した無限遠補正光学系 |
| DF | 暗視野 |
| DI | 二光束干渉 |
| DIC | 微分干渉(NICとの表記も) |
| DL | ダークコントラスト(低) |
| DLL | ダークコントラスト(低低) |
| DM | ダークコントラスト(中) |
| DS | 分散染色 |
| E | 経済的 |
| ELWD | 超長作動距離、水侵(Water Dipping) |
| EPI | 落射照明 |
| EPI(M) | 反射照明用 |
| FL | 蛍光 |
| Fluor | 蛍石のレンズ。透過率が高い |
| Glyc | グリセリン液浸 |
| HP | 強出力 |
| IC | 無限遠補正光学系 |
| IMSI | 高倍選別による卵細胞質内精子注入法 |
| IR | 赤外用 |
| Iris | レンズ絞り |
| L | 長作動距離 |
| LU | ロングサイズユニバーサル |
| LWD | 長作動(L)、水侵(Water Dipping) |
| M | 金属 |
| M PLAN | 金属顕微鏡用のレンズ。 |
| MI | マルチイマージョン |
| NAMC | ニコンアドバンストモジュレーションコントラスト |
| NCG | ノーカバーガラス用 |
| NIR | 近赤外 |
| OIL | 液浸POL ・・・簡易偏光 |
| P | 偏光 |
| PH | 位相差・PL(Positive Low)とも。Pも |
| PLAN | 平坦な像。全面焦点。 |
| PLAN APO | 平坦な像で、色収差が少ない。値段が高い。 |
| PO | 偏光顕微鏡用のレンズ。(POL) |
| S | 絞り付き |
| SIL | シリコーンオイル液浸 |
| SLWD | 超長作動距離 |
| SR | 超解像 |
| TI | 斜光干渉 |
| TIRF | 全反射蛍光 |
| UV | 蛍光紫外用 |
| VC | 紫外域での色収差補正 |
| W | ウォーターディッピング |
| WI | 水浸 |
【コンペンゼーション方式】
対物レンズで発生する収差を、結像レンズ側で打ち消しあう補正方法です。古いNIKON
【コンペンゼーションフリー方式】:CF
対物レンズ、結像レンズそれぞれが個々に収差補正を完結する方式です。
SB ショートバレル、短頸(昔のS型ニコンについていた小さいレンズなど)
LB ロングバレル、長頸。ニコンのLBはCFレンズ
オリンパスは有限長のSBとも分担補正。接眼レンズはWHKが必要。
対物レンズは軸上色収差を補正
接眼レンズは倍率色収差を補正
接眼レンズはニコンはHKW、オリンパスはWHKで分担して補正されている。
この補正をコンペンゼーション
ニコンのCFレンズシリーズは、対物、接眼でそれぞれ単独で補正されているので、3眼目の鏡筒には補正レンズは不要で直接カメラを差し込める。
その時の接眼レンズはCFWシリーズ。
アクロマート(CF):C線(赤)、F線(青)で補正されているレンズをアクロマート(CF)というらしい。
プランアクロマート(CF Plan):C線、F線だけでなく、周辺の諸収差も補正してあり、写真に最適
プランアポアクロマート(CF Plan Apo):蛍石や特殊低分散ガラスを使い、C線、F線、g線(紫)を福見可視全域にわたり補正している。高い。
落射蛍光用(CF UV-F):蛍光用。あまり関係ないか?
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CFD接眼レンズ :広視野ハイアイピント CFWより収差補正は良好
CFW接眼レンズ :広視野ハイアイピント
CFUW接眼レンズ:超広視野、普通の視野の2倍!超広視野鏡筒と組み合わせて使用
(S型ニコンではだめなのだろうか?筒の内側をみてみ仕方ないからね。。どうも筒の直径が30mmぐらい必要らしい。。ヤフオクで落とさなくてよかった!!)
対物レンズ | Nikon バイオサイエンス製品 | 株式会社ニコンソリューションズ