ゼラチンの固定液を使ってやってみた。
Mr. Bill Dailey に教えていただいた設計図に近い処方。
流れずはがれずなかなかうまくくっついてくれる。
しかしまつ毛で並べるのは厳しい。プルプルする。赤い球を握りしめてたけどまだぷるぷる。あとで落としたら後で動かせない。
動かしたら、2枚だったらしく、分離して2枚になっちゃった。
実体顕微鏡の100倍では見えない。ワーキングディスタンスの長い対物レンズが必要とも思うが、あいつはべらぼうに高い。かなりほとぼりが冷めないと難しい。
またなんちゃってマニュピレーターを作ろうか??
それか糖分を控えて腹式呼吸か。
封入剤はUVレジンコーティング液。
1滴たらしたら気泡をだいたけれど、ホットプレートで5秒1回10秒1回で気泡が消えた。
ガラス針かタングステン針が必要。ガラス電球を割って伸ばしてみようか?案外太いのだろうか?
作り方を見つけた!
タングステン針作り方:タングステンニードル作成:1月の雑記より
タングステン線(0.04~0.5mmかな)https://amzn.asia/d/5NuVCkG
電気分解用:過炭酸ナトリウム(粉末タイプ、120g) - ダイソーオンライン
ちょっと怖い(笑)
職場で切れた電球を見つけた!さっそく割ってタングステンをいただいてきた。
真ん中は劣化しているらしくぼろぼろ切れる。が端は伸びても切れなかった。だがちょっと太い。これに交流をつなげるのは勇気がいる。。。
ちょっと珪藻をさわってみたがちょっとつかみづらい。さすがタングステン。スライドに書いたマジックのガイドに傷がつく。
次はカバーガラスの清掃だけどなかなかうまくいかない。
なんどやっても最初より汚れる(笑)
カバーガラスを挟んで瓶の中で超音波ともおもったけどなんか無理っぽい。
まぁカバーガラスキャリア(3Dプリント)は注文済みなので試してみるけれども。。。
右下のは、ガラス針で動かそうとして欠けた。
上下が分離して2枚になってしまった。
それで肝心の見え味ですが、UVレジンコーティング液の方がちょっときれいなような・・・
昔作った、UVレジンコーティング液で封入した珪藻スライド(2023/01/28)
カバーガラス上で固定するのではなく、スライド上で固定した方がいいのかもしれない。スライド上でするのはなんか難しそう。
カバーガラス2枚のサンドイッチはどうだろうか?
次に、気泡を抱きやすいものをゼラチンで固定してみた。
すると、非常に動かしにくい。くっついてはがせない。動かすと壊れる。
ちょっとゼラチンが濃いのかもしれない。
並べ終わって(センスがない(笑))UVレジンコーティング液を垂らすと
予想通り気泡を抱いた。
そこでホットプレートに載せるが、気泡が取れない。
載せすぎると煙が出てきた。
上からポタっと落とすのではなく横からゆっくり流していった方がいいかもしれない。
また、真空ポンプ(弁当箱用)で3回ほど吸ったが駄目だった。
(1)次回、上から垂らさず横から流してみる(一緒に流れていくかも)
(2)カバーガラスを温めてから液を落としてみる。