趣味の顕微鏡あそび

妻曰く、道具をそろえ終わると趣味が終わるそうだ。

ブログタイトル

No18 Dunkirk Maryland fossil marineを清掃しよう!

Mr.Billにいただいた珪藻土!

いよいよNo18を処理しようと、ふわふわ軽いひとかけらを茹でてみた。

ヒーターの上に載せてみたが、やはり20分経ってもぐつぐついわない。20分経過してもおしとやかに気泡が少しづつ出るだけ。

やはり40Wじゃらちが明かないので、600W電子レンジで一気に沸騰させた。(今日は家人がお出かけなので(笑))

 

上澄み液を覗いてみた。

 

 

なかなかいいのがありそう。

なんか根っこみたいなのも入ってあった。化石だろうか!!

 

さてさて、どうしようか?

とりあえず、超音波はおいといて、先達に教えていただいた一刀両断(靴洗剤)を少し入れて再度茹でてみることにした。190℃設定、アルミホイルを敷く。

 

どろどろに崩壊したので、上澄みをスピッツ菅にいれて遠心分離。

3回ほど上澄みを遠心分離して沈殿物を2回水替え。

それを40μフィルターに通して残ったものを見てみた。

ちょっと破片が多い。うーむ。

  1. 上澄み
  2. 電子レンジで煮た
  3. もともと

スピッツ菅の上澄みを捨て去り、しばらく沈降させて覗いてみた。

 

40μメッシュでのフィルタリングが甘かったかな?

まだまだ細かいのが残っている。

実体顕微鏡で見てみるとかなり細かいし、なんか珪藻が脆い。

 

さらに沈降させたものを覗いてみた。

やっぱり破片が取り切れていない。

やり直し。

 

ビーカーの泥の上澄み液を再度遠心分離して、精製水を加え40μメッシュでフィルタリングした。

精製水で満たしたビーカーの中で20回x3セット水替えした。

で覗いてみた。

細かいのが減って大きいのがあるけど、やはり欠け割れが多い。

やはり先達のように2週間ぐらいかけてゆっくりと、ほぐしていくべきかも。

 

実体顕微鏡で見てみると細かいひげみたいなので絡まってフィルターを通過しない気がしてきた。これこそ分散剤(一刀両断:靴洗剤)で分散させるべきだろうか?

超音波をフィルターしながら1分かけてみた。

安定の白さ(笑)

 

最近、炭酸水メーカーを購入して愛飲している。(下戸)

炭酸水を珪藻ビーカーに入れてみた。

もしかすると優しくほぐしてくれるかもしれない。

 

ほんのちょっとだけできた。

 

残りの珪藻土も処理して、水替えを3回して完成。