趣味の顕微鏡あそび

妻曰く、道具をそろえ終わると趣味が終わるそうだ。

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新兵器!をいただいた!

先達(能登の空飛ぶ元研!)から、40μmのナイロンフィルターをいただいた!

石英などを除去できる。早速どう使おうかと思案した。失敗はできないのでサイズを測り紙に書いて趣味レーションを繰り返したが、結局、先達と同じ形に(笑)

 

上から珪藻水を入れて、水の中でフリフリする。

そうすると40μm以下の泥や石英が下に落ちていき、それ以上が残る。

その後、上から水を振りかけて小瓶に集めるという算段。

そろそろかなと何度も接着剤を触るがやわらかい。ちょっとつけ過ぎたか。。。

 

乾くのを待っている間に、先達からいただいた、珪藻土の泥除去をすることにする。本当は一番最後にしたかったんだけど、我慢できなくて、ひとかけらだけ(笑)

 

硫酸と過酸化水素水はちょっと激しすぎるのではと思い直して、今回は電気コンロの上で茹でた。過酸化水素水だけで茹でたものと、水で茹でたものの2種類。

過酸化水素水で茹でたものは少し色が薄い。

最終的にドロドロにしてから、小瓶に詰めて持ち帰った。

 

今は、ひたすら沈殿、上澄み除去、沈殿、上澄み除去。

上澄みを少し蒸発させて覗いてみたら、いるいる(笑)上澄みにも結構いるのでもっとゆっくり沈殿させよう!

ずいぶん減ってきた。

我慢できずに一滴だけスピッツ管に入れて超音波を20秒間当ててみた。(控え目)

 

ピンぼけだけど、海底に沈降するマリンスノーのような趣。中新世の昔、海底の泥に守られて放散虫たちは時を超えて、おっさんの家に(笑)

ここは遠心分離機が欲しいところだが、手回し遠心機で我慢することにする。(スピッツ管にひもを巻き付けて回すだけ)

 

カバーガラスに滴下して蒸発させてみた。

うーんまだ泥が顆粒状である。

でも、でも、なんか壊れているのが少ないんじゃないだろうか!

 

もう20秒超音波にかけてみた。

少しきれいになったが、まだ顆粒状の泥がある。

 

さらに40秒かけたが、やはり顆粒がある。うーーむ。

 

で、接着剤はまだ乾かない。明日にしよう!

と思ったが、やっぱりということで寝間を抜け出してきた(笑)

 

接着剤は乾いていたので、珪藻土水を一滴垂らして、精製水で上下に揺らしながら洗っていた。

 

スポイトで取り出してカバーガラスにのせ乾燥させてみると、おお、きれいになっている。少し顆粒は残るが

大型の珪藻が割れずにのこっている!

 

2023/5/4

PlanApo10x 

メッシュにリクノカノマを載せて覗いてみた。

目開き46μで対角線で58μと十分シルトだけを落としてくれている。

 

FALCON 2340

Cell Strainer 40μm Nylon

ガンマ線殺菌もされている(笑)

 

調べてみたらめっちゃ高い!

本当にありがたいです。大事に使います!

 

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