カバーガラス磨き治具 - 趣味の顕微鏡あそび

2024/04/24----------------------------------------------------------

お見積りは12000円。うーむ。

それならと、ついでにカバーガラスバキューム（気泡抜き）も考えてみようか。。。

サイズを大きくして、Φ19にカバーガラスを入れて、上から弁当用吸引シリンダーで吸い出せるようにしてみた。

カバーガラスは0.06ｍｍ

0.2ｍｍだと段差が浅いだろうか？まぁ最悪は２枚重ねでもとは思うけれど、

ティッシュでこすった時ぽろりぽろりと脱落する映像が脳裏に浮かぶ。。。

いっそのこと、スペーサーワッシャーを鉄板に糊付けしてみようか。。。

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灯台元暗し！！

なんと、机の横に伝票が飛ばないようにとペーパーウェイト替わりに置いていた機械部品があった。さっそく計ってみるとΦ16！！

早速、軸のステンレス棒をサンダーでカットして、底にした。

これでまず試してみよう！

なんでもとっておくもんだね（笑）

さっそく家でやってみた。

へこみは深い方がやりやすかった。

底にIPAで濡らしたダスパーをひいて、カバーガラスφ15をφ16のくぼみにおいて上からIPAを垂らしたダスパーで挟んで、プラ棒でごしごし。

結果、なんかいまいち。

ゴシゴシこするんだけれども取れない。IPAで超音波をかけてもきれいにならない。少しきれいになることもあるけれどもアルコールに水分が含まれているのか水滴がついて、火をつけてもシミになる。

HyperClean6310でゴシゴシしてみたけどやはりだめ。

なにか根本的に違うのかもしれない。。。

ダスパーは意外に粉っぽい。

（ダスパーで拭くと確実に粉がつく）

GoogleAIに聞いてみた。

顕微鏡のカバーガラスを掃除する方法は次のとおりです。

酸:ガラスビーカー内で硝酸 2 部と HCl 1 部を混合し、カバースリップを溶液中に約 2 時間置きます。時々かき混ぜ、酸をデカントし、カバーガラスを水道の流水で pH が約 5.5 ～ 6.0 になるまで洗います。カバースリップを 70% エタノールに浸した蓋付きの容器に保管し、使用前に各カバースリップをフード内で燃やします。

ベース:カバースリップを 2 N NaOH 中で 2 時間インキュベートします。

塩酸アルコール:カバースリップを 2% 塩酸アルコール (95% アルコール 100 部と濃塩酸 2 部) に数時間浸し、流水ですすいでください。水滴を乾燥させてから、95% 塩酸アルコールに浸し、後で使用するためにアルコール中に保管します。

アセトン:カバースリップの洗浄には純粋なアセトンを使用します。

柔らかいティッシュ:カバースリップから浸漬媒体を取り除くなど、平らな表面を掃除するには、希釈した食器用洗剤に浸した柔らかいティッシュを使用します

ガラス容器に 1M HCl を作り、その中にカバースリップを置きます。

時々かき混ぜながら、酸を 50 ～ 60 °C で 4 ～ 16 時間加熱します。

カバースリップを蒸留水 (2 回) で徹底的に洗浄し、次に再蒸留水 (2 回) で洗浄します。貼り付けたカバースリップの間の酸を必ず洗い流してください。

カバーガラスを 100% エタノールですすぎ、ワットマン濾紙の間で乾燥させます。

カバースリップは清潔な容器に保管してください。