趣味の顕微鏡あそび

妻曰く、道具をそろえ終わると趣味が終わるそうだ。

ブログタイトル

岩石を研磨してみた

PlanApo2x

 

2023/5/6に蛭石じゃないか!と勇んでとってきた小石1個。

結局違ったので、岩石標本づくりに挑戦してみた。

北海道石が発見されてので記念にやってみようと(笑)

 

なんでもかんでも磨くのは男のロマン(笑)

軽く削って、エポキシボンドでプレパラートに接着して、ひたすら100均のダイアモンドやすりで削る。0.3mm/分なので19分でOKのはず。

2mmを切ったところで600番でごしごし。

1500番でも少し磨いたけどざらついているので、最終的に、砥石で削った。

0.5~0.6mmの厚み(エポキシ層も含む)

早速撮ってみたのが上の写真。

ちょっと想像と違った。

最後に、エナメルを塗るみたいなのことが書いてあったが、http://web.thn.jp/ninjinhouse/r-k-ganseki-praparat.html

 

調べてみるとまだ厚いらしい。

薄片の作成

しかしカーボランダムがない。

 

   

 

研磨ペーパーを探していたら、1000番が見つかったので、磨いて、ジフでもあればいいけど、歯磨き粉しかないので試しに使ってみたのがこれ。

ちょっと平滑になったような。

 

PlanApo10x

 

PlanApo10x(EDF)

 

このオレンジ色が、ユーパーライトっぽいが、ただの石英だろう。

 

さて、いよいよご本尊登場。

実はこっそり落射照明装置を落札していた。が、オリンパス製でくっつかない(涙)

が、オリンパス製でくっつかない(涙

 

このころの顕微鏡は互換性があるのではとかすかな期待をしていたが、くっつきません(涙)

でもなんとかのせることはできました!

本当にのせただけ。懐中電灯を照明替わりに養生テープでくっつけた。

で覗いたのがこれ。

 

まぁ落射照明になっているけど、やはり標本の表面がざらざら。

 

PlanApo2xではピントが合わせられず、Plan4xでこれ。

Plan4x

 

さぁ、いよいよUVレジンとカバーガラスをはめてみよう。

おどろいた!

こうなった!

 

 

 

 

 

なんじゃこれ?

真っ白になってしまった。

そしてこの線はおそらく、LED。

 

やってしまった。。。

UVレジンコーテイング液ではなくて、バルサムでやればよかった。。。

 

PlanApo10x 明視野 北海道石を記念して(笑)

 

明視野もなんかいまいち。。。

 

実体顕微鏡 

 

実体顕微鏡で覗いてみたら、やはり表面の平滑度が悪くて気泡もたくさん。

屈折率が高すぎたのかもしれない。。。

 

でもなんで、真っ白になるのだろう。光量を絞っても真っ白。

ちょっと謎。

 

 

次回は、大理石片でやってみよう。

 

ラベルを見てみた。ラベルの上に水性ボールペンで文字

PlanApo10x  同軸落射

PlanApo10x 明視野

 

PlanApo10x 明視野+同軸落射

 

ここまで、磨くのはちょっと難しい。。。が、研磨はいい趣味なので、今度やってみよう。

Alan Wood’s microscopical diary – 2021

 

 

2024/01/21

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