先日は上澄み液だったが、今回は少しだけ振って準上澄み液を洗浄してみる。
数滴取って、過酸化水素水を数滴入れた。
そして超音波洗浄機に10秒だけ。
精製水を入れて、遠心分離機をかけた。(タコ糸でぐるぐる50回)
上澄みを捨てて、精製水を入れる。そしてタコ糸をぐるぐる回す。
実体顕微鏡 左の黒いのはまつ毛。
まだすすぎ足らなかった。有機物が少し残り若干固着しちゃった。
でも7つほど見つけた。
スライドの下に貼る紙は黒じゃないと反射して見づらい。次回はサインペンで塗ってから貼り付けよう。
---------------2023/5/13
再度チャレンジ。
UVレジンコーティング液の上に並べて温め、スライドの上にのせ、ポンプでしゅこしゅこ吸引した。
すると、何度目かの吸引でカバーガラスがころんとひっくり返ってしまった・・・
つぶれるし空気を抱くしバラバラになるし。。。
次はもう少し高温に挑戦してみる。有孔虫は先ので品切れ・・・
違う空気の入りやすい珪藻を、カバーガラスに並べて、ホットプレートでじっくり温めた。
Plan4x
空気は抜けたが、温まってから移動しようと思ったら固まってしまっていた。
むむー。
最後、スライドにUVレジンコーテイング液を垂らしてホットプレートであっためたら煙が出てきたので大慌てで封入。UVで硬化した。
PlanApo10x ZERENE STACKER 28枚(DMAP)
PlanApo20x EDF合成
Planapo40x
PlanApo40x ヒストグラム均衡化
次は、UVレジンコーテイング液を薄ーく塗ってから加熱してみよう。
カバーガラスに薄く塗ったつもりであったが、まだまだ厚い。
加熱するとサラサラになるのだけど硬化してしまう。薄く塗って固めてから継ぎ足して空気を抜こうと思ったがうまくいかなかった。
内側に白っぽいリングがあるクモノスケイソウ。生だからだろうか?
しっかり空気を内包してしまった。あーあ。
暗視野照明
PlanApo20x ZERENE STACKER(PMax)
-----------2023/5/14
なかなかうまくいかない。
ビドルフィアっぽいのはUVレジンコーテイング液を温めると気泡が消えるが、有孔虫は中の気室から空気が抜けてくれない。
次はマツナミMGK-Sでやってみよう。
カバーガラスにMGK-Sを塗ったらすぐに乾燥して固まった。ダメ。
PlanApo40x
これを見つけた!!
初見。これは顕微鏡の性能を測る例のやつではないだろうか??
プレウロシグマだろうか?
プレウロシグマの1種 | 東京大学大気海洋研究所・国際沿岸海洋研究センター
真空容器がいるなぁと弁当箱を見ていたらちょっと高い。
うーむ。と思ったら、あった!毎日の弁当箱についてあったのを気づいた。
ただの空気抜きのゴムだと思っていたのが逆止弁っぽい!右下の丸いの。
しかし、空気が漏れる。まぁ仕方がないと何回かしてみたが、やはり空気が抜けない。
UVレジンコーテイング液のせいか、時間が短いせいか。。。
次に、クーラーのドレンのつまりを治すポンプの先にカバーガラスを反対向きにおいて、足でポンプをひぱってみたが、やはりだめだった。
次に、超音波洗浄機に水なしでかけてみた。
ちょっとだけ気泡が小さくなった(気がする)(笑)
ただ、振動槽をきれいにしていなかったので珪藻カスがいっぱいついちゃった。
思い切って、ホットプレートの上で熱しながら、実体顕微鏡でみてみた。
温めていくと気泡は大きくなる。
そして冷えてくると小さくなる。消えない。
まぁ予想通り。抜け道がないのだ。ある程度はUVレジンコーテイング液が入ったのだから、空気も抜ければいいのに。
やはり真空脱気しかない!
思い切って、、、、
次に、超音波洗浄機にかけながら実体顕微鏡で見てみた。
カバーガラスの下に垂らした水一滴は、微細な気泡ができたらりして踊り狂っているが、カバーガラスの上にのせたUVレジンコーテイング液の中の有孔虫は静かなもの。
全く変化なしだった。UVレジンコーテイング液の粘度が高くて衝撃が伝わらないかも。
PlanApo10x 超音波洗浄機に直接あてて気泡を除去しようとしたがダメだった。
---------------------2023/5/18
ZRAXだと、トルエンを少し塗ると気泡が消えると文献に書いてあったが、
トルエンかぁー。
昔、川べりに捨ててあったのを思い出した。
使えないように処理しといてあげた思い出(笑)