さて、再度珪藻化石を並べてみた。
プレパラートの裏に2mmぐらいの丸を描き、表側に、固定液を塗った。
丸の横の線は、実体顕微鏡で見るときの道しるべ。
プレパラートの右側に珪藻水をたらして乾かし、それをガラス針でひとつづつ固定液を塗った円の内側に移動した。
固定液はトラガントとグリセリン、水を混ぜたものをホットプレートの上で溶かし、コーヒーフィルターでろ過したものに、酢酸を混ぜた。それを円の内側にたらし、きれいな親指で押さえつけ伸ばした(笑)(文献に従う)
実体顕微鏡下では割ときれいなつもりでも、顕微鏡で見るとゴミだらけ、、、
そのままでは一昼夜おいておいても乾燥しないのでホットプレートの上で強制乾燥。
すると、周りに配置したガラスの管のようなもの骨棘?の厚みが厚すぎることがわかり、厚いのだけ除去した。
乾燥させたらプレパラートに張り付いていたのでその上にマウントメディアを少しのせ加熱。以前は高温で加熱したので沸騰しバラバラになったので、50度ぐらいでの保温でしばらく置く。その間、カバーガラスの上にナットを置いて重しをおいた。
さてどうだろうか?
カバーガラスの上の錘を置いたときにずるっとカバーガラスがずれたが、やはり珪藻もずれていた。
ステッチ機能(画像つなぎ合わせ)を使ってみた。
でかい気泡が。。。
Plan x4 /0.13
周りの黒いのはプレパラートの裏面に描いた円。
覗いてみると、x100がちょうど全体が見える。
七輪からとった珪藻だから、シルト?粘土?みたいなものが大量に。
ガラス針一本ではちょっと取り除けない。
やはり清掃の方法がわからない。
超音波を当てたり、上澄みをとったりしたけれどもわからない。
そろそろ遠心分離機が欲しくなってきた。が、まだ無理。
嫁さんの動向を見ながら検討することとしよう(笑)
とりあえずデジタル清掃で(笑)
今回もプレパラート上に珪藻をばらまいて拾っていったけれども、どうもカバーガラスに並べていっていくらしい。
カバーガラスの厚み分でピント調整がめんどくさそう。
このAliexpressで買った実体顕微鏡はピントノブがちょっと硬いし少し遊びも。
でも3万円。
このゴミとりは、石鹸を少し使うといいらしい。
次回試してみよう。