固定液 2024/2/19
*** ペネシャン ターペンタイン(バルサム)を塗ってみる
乾燥が非常に遅いと書いてあるのでいいかも。ねばねばでとても使えない。薄めて 薄く塗らないといけないだろうが、溶剤が思いつかない。乾きにくいって表示されているが・・・これはやはり封入剤。
*** エポキシ樹脂接着剤の2液タイプのA剤
ガラスではじいてしまう。それでも浸透性はよさげ。ホットプレートで温めると体に悪そうな煙がでてきた。マンションではやりにくいかも。温調ができないホットプレートなので375度になってしまう。00:03~加温開始。
00:04まだねばねば。00:05乾燥終了。しっかりガラスにはくっついているけれども焦げて茶色(笑)また加熱時にちょっと移動している。
急激に加熱し過ぎか?
B剤はまた今度。
*** トラガントをグリセリンで溶解してみる
なんかいまいちだったような気がする。だがまた試してみよう。
固定剤にトラガント+グリセリン+酢酸を使い、封入にUVレジンコーティング液を使ってみた。 - 趣味の顕微鏡あそび
*** 固定した後、190-200度で40分ほど乾燥させないといけないらしい。
ソースを忘れた。グリセリンを飛ばすのだろうか?
*** UVレジンコーティング液にグリセリンを混ぜてみる。
混ざらなかった。分離しちゃう。UVを当てると水風船みたいに。
*** UVレジンコーティング液にアルコールを滴下
おお、薄く広がっていく!と思ったが、UVを当てると白く。。。
アルコールが押し出していただけだった。
*** カバーガラスをあぶって徐冷してから、UVレジンコーティング液をつけてみる。
あぶったら黒くなった。完全燃焼の青い炎のバーナーでやるとガラスがゆがむ。
*** ビル・デイリーのPVA固定液を作ってみる。2024/02/23
ストック ソリューション:
4.0mLのグリセリンと10mLの氷酢酸中の0.4グラムのPVAを使用して溶液を作成します。すべての結晶を溶液にするために、1 ~ 2 日加熱して混合する必要があります。
イソプロパノール/イソブタノールの 2:1 (体積/体積) 混合物を作ります。
この溶液 PVA/グリセリン/酢酸溶液 0.1 mL を使用し、氷酢酸 0.5 mL およびイソプロパノールとイソブタノールの 2:1 混合物 0.5 mL で希釈します。私はこれを、開いた毛細管を押し通す隔壁を備えた小さなバイアルに保管します。毛細管を使用して、カバーに小さな滴を追加します。
PVA(固体)が手に入らないので、洗濯のり(PVA10%)を蒸発させてみる。
カチコチの寸前でPVA 0.14g
酢酸は3.6gにPVA0.14gを混ぜた。すぐには溶けない。。。
1~2日加熱混合とある。密栓して湯せんした。21:29~21:51溶けない。
一旦冷やしてグリセリンを1.85g追加。再度密栓して湯せん。時々超音波。
21:52~22:15殆ど溶けた。が少し残っているのでしばらく湯せん。
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カバーガラスに無水エタノールを滴下し、広がった後に酢酸+PVA液を滴下。盛り上がっていたのでさらに上から無水エタノールを滴下したら広がった。
実体顕微鏡で見てみるとまだまだ厚みがある。しばらく置いていると厚みが少なくなったので珪藻を置いてみると、しみ込んでくる。まだ厚い。
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翌日(2024/02/24)、珪藻はまだ動く。乾燥していない。左の3x3マスは翌日に並べたもの。
しみ込んでこない。
そしてホットプレートで数十秒置くと煙が出てきた。慌てて取り出す。
温度は280度付近。調整ができないホットプレート(YQ-105)。。。
覗いてみるとおお、動かない。どうやら固定されているよう。
で、マウントメディアと思ったが、家人がいるので難しい。(臭い)
そこでいつものUVレジンコーティング液をカバーガラスに滴下、スライドにも滴下して全体にいきわたって10秒後ぐらいにUV照射。
でこれ。
動いたのもあった。うーむ。
ドーム状の珪藻はやはり気泡が入っている。でも円盤状の珪藻はいけるんじゃないだろうか?実体顕微鏡下でまつ毛で並べるのは至難の業。。。まつ毛をもっと短くして強度を上げるか、ガラス針を上手に作るか、NikonS型にマニピュレーターをつけるか・・・
氷酢酸
イソプロパノール/イソブタノール2:1はないので、無水アルコールで代用。
グリセリンの比重は1.26、酢酸は1.02、無水アルコール比重は0.79
PVAは水にはよく溶け、アルコールには全く溶けない。
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2024/02/28
溶液 PVA/グリセリン/酢酸溶液 0.1 mL を使用し、氷酢酸 0.5 mL およびイソプロパノールとイソブタノールの 2:1 混合物 0.5 mL で希釈します。
イソプロピルアルコール99.9%(IPA)を手に入れた
IPAを2:無水エタノールを1(重量/重量)で混合。
前回作った、酢酸PVA液をフィルターで濾過。(HP045AN:孔径:0.45μm)
酢酸PVA液1:酢酸5:IPA無水エタ混合液5を調整した。
氷酢酸がないので30%酢酸で。
カバーガラスに毛細管で滴下。
おお、スーッとカバーガラス上を流れていく。
なかなか薄く塗れたかも。
さっそく放散虫を並べてみた。そして、ホットプレートで乾燥。
UVレジンコーティング液で封入してみた。
うーむ。流れてしまった。原因として、3点考えてみた。
(1)ホットプレートでの乾燥時間が短かった。煙がでなかったので。
(2)酢酸PVA液が薄かった。
(3)接地面積が小さいのは難しい。
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2024/02/29
再度挑戦。
すーと流れてカバーガラスをコーティング。
しかし、四角のカバーガラスだったので端まで行かなかった。
しばらく置いてから、珪藻を十字に並べる。
ホットプレートで30秒ぐらい温めて、レジンを垂らした。
失敗。流れていた。ぴったし十字に配置しておいたけどコレ。
(1)ホットプレートでもう少し長い間乾燥させよう。
(2)カバーガラスをIPAで清掃して、6390で拭き清め、ライターで油分を飛ばそう。
(3)やはり、糊量が薄いのかも。
(4)氷酢酸ではなく、水分の多い酢酸が原因かも。
再度挑戦。
カバーガラスをIPAで清掃。COMS清拭スティックで清掃。IPAを垂らして点火。
その後固定液を垂らして乾燥後、円形に並べる。ホットプレートで3分乾燥。
久しぶりにマウントメディア。家人に臭い臭いと。。。
でこれ。これは糊が薄い可能性が高い。並べてる間もどもくっつきが悪い。
再度挑戦。
酢酸PVAを足して濃度を上げた。150%。
カバーガラスに垂らしてコーティング。
PVAを足したので少しまつ毛に糸を引く。
並べてホットプレートで加熱。しばらく放置。
その後覗いてみた。固定されている。まつ毛で触ると取れた。
まだしっかりくっついていない。
それよりも並べるときに長いまつ毛だと、腰がないので短いものが必要かも。
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2024/03/01
再度挑戦。
なかなかうまくいった。
並べてからホットプレートで加熱、うっすら煙が出たところで電源を落とししばらく保温。そしてUVレジンコーティング液を垂らした。
しっかり気泡を抱いているので、お弁当用の真空ポンプを3~4回引いてみたら、気泡が少なくなった。(なくならなかった)
そのまま固定。
(1)気泡を抱いたら、少し加熱してからUVレジンコーティング液を垂らしては。
(2)気泡を抱いたら、アルコールを垂らしてからUVレジンコーティング液をたらしてはどうだろう?
(3)少し固定液の厚みがあったので、眉毛では動かしにくい。眉毛にUVレジンコーティング液をつけて硬くしてはどうか?
→硬くならなかった。なぜ?
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2024/03/02
再度挑戦
カバーガラスに広がりにくいのでイソプロピルアルコールを10%ほど追加。
まぁ広がる。ガラス細管でカバーガラス上で伸ばした。
並べてみた。
真ん中に大きな珪藻を置いて小さなケイソウを周りに並べて火の玉風にした。
(1)最初に置いたとき固定剤とうまく接地していなかった。上から抑えたけれど端っこだけしか接地していない。まずいなぁと思ったけど予想通り。
小さいのは接地していたはずだが、ながれた。PVAは弱いか、UVレジンコーティング液で溶けるのかも。
(2)ホットプレートで乾燥させたけど、すぐにおろしてしまった。煙が出て、電源を切ってしばらく置いてみる。
(3)ペネシャン ターペンタイン(ワニス:バルサム)ではどうだろうか?
やってみた→酢酸と混ぜると変化なし。若干粘度が下がる。さらにグリセリンを入れると白濁固化。ワニスとグリセリンだけだと、混ざらず分離。
ワニスはテレピン油で薄めるらしい。
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2024/03/02
***ビル・デイリーのゼラチン固定液を作ってみる。
現在、私のお気に入りの湿式接着剤はDebes/Beats/Downing (ゼラチン/グリセリン) ですが、他のマウンターは PVA/グリセリン配合のようなものです。ゼラチン/グリセリン配合: 1.0 mL の蒸留水に混合した 0.3 グラムのゼラチンの原液を作成し、これを 25 mL の氷酢酸に溶解します。(これは Beats の溶液です) 2:1 イソプロパノール/イソブタノールの原液を作ります。使用する接着剤を作るには、ゼラチン/酢酸溶液 2.0 mL、グリセリン 0.10 mL、およびアルコール混合物 2.5 mL を加えます。私はこれを、開いた毛細管を押し通す隔壁を備えた小さなバイアルに保管します。毛細管を使用して、カバーに小さな滴を追加します。カバーをよく掃除してから火をつけてください(非常に重要です - ビデオを参照してください)。カバーをきれいな表面に置き、毛細管を介して接着剤を少量滴下します。カバーがきれいでよく火が通っていれば、ピンセットでカバーを押さえた部分を除いて、接着剤がすぐに端まで流れるはずです。酢酸とアルコールを 15 分間蒸発させます。ただし、一晩保管しておいて、翌日も使用できます。接着剤がいつまで残るかはまだテストしていません。
写真用のゼラチンはないので、台所にあったしばらく使っていない、使いさしのゼライスをだしてきた。コラーゲン入りが曲者だが仕方がない(笑)
1mLの精製水に0.3gのゼライスを入れてみたが、膨潤するだけ。やはり過熱か。
湯せんしてみた。
湯せんしたら溶けたので、25mLの氷酢酸を入れた。
すぐには解けなかったけど、しばらく振っていると溶けた。
次に、下記を混合して出来上がり。
ゼラチン-酢酸溶液 2mL
グリセリン 0.1mL
アルコール混合物 2.5mL (イソプロピルアルコール2:無水エタノール1)
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2024/03/03
娘の大学の合格通知が届いた!おじいちゃんに合掌しておいた。
本命まであと1週間。
カバーガラスに落としてみた。
タイマーで15分。埃を落とさないようにフタしておいた。
その後、並べてみた。
ホットプレートで5分間乾燥させた。
その後覗いてみて、まつ毛でも動かない。
UVレジンで封入した。
どうだろうか。
ゼラチン固定液を使ってみた。 - 趣味の顕微鏡あそび
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2024/4/13
ヘパリン類似物質 外用阿泡状スプレーをカバーガラスに塗ってみた。
カバーガラスが染み状に汚れる。
固定はするけどダメっぽい。