趣味の顕微鏡あそび

妻曰く、道具をそろえ終わると趣味が終わるそうだ。

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ハネアリの触覚

これは、厚みがあるので小さく切った養生テープが2枚貼ってある。が、充填剤はうまく回らなかったみたい。

カバーガラスの半分が浮いている。

これはひとえにケチな性格が災いしているのかもしれない。なんでもちびっと使うのが好きな性格なのだろう。瞬間接着剤みたいな、ちびっと使うのものも好きだったりする。

ほんの少し多めにつければカバーガラス全体に回ったのだろうに。このもう少しという感覚はとても難しい。特にマウントクイックはチューブに入っているのでなおさらだ。

 

覗いてみた。

 

ハネアリの頭部が目に入ってきた。それも頭部だけ。

昨年の自分はどうやってこの頭部だけを手に入れたのだろうか?全く覚えていない。

落ちてあったのか、それとも首だけをもいだのか。。。とにかく粘度が高くて細かい部分にまで充填剤がいきわたらない残念なスライドだ。

アリがこっちを見ているような気がする。

ちょうど一周忌かと思うと背中が寒くなった。

このスライドもお蔵入りとしよう。ちーん。