趣味の顕微鏡あそび

妻曰く、道具をそろえ終わると趣味が終わるそうだ。

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珪藻や放散虫の選別ガラをバーナーで焼いてみた。

実体顕微鏡 1mm未満

 

珪藻や放散虫は二酸化ケイ素らしい。どうも1700℃ぐらいで溶解するのでは?とライターバーナーで5分ほど焼いてみた。先っぽだと1800℃ぐらい出るらしい。

で、丸まったのが、溶けた後。

 

しかしよく見ると、右側に珪藻がくっついている。あれあれ。

残りの赤熱した部分も見てみると、

ぜんぜん溶けていなかった。。。

再度バーナーで念入りに焼いてみるも、真っ赤になるものの全く変わらない。さすが珪藻。そういえばあの七輪も溶けていなかったなぁ。

 

じゃぁ、この丸っこいのはなんなんだろうか??

ガラスの溶解温度が1300℃で、軟化点が500℃なので、カバーガラスの破片が溶けたのかも。。。

妙に透明だし。

Plan 4x EDF

 

PlanApo10x

 

今度は慎重に行ったが、まったく解けない。頑丈だな。

 

カバーガラスを割った破片を細径バーナーであぶったが、まったく解けない。

後でわかったが、カバーガラスはホウケイ酸ガラスでできていて、溶解温度は1648度らしい。。ソーダ石灰ガラスでも融点は1000度らしい。

カバーガラスの破片ではなく、スライドガラスの破片かも。でも色が黄色いのはなんでだろう?ちょっと怪しいのが、硫酸ナトリウム(珪藻土を膨潤して崩壊させようと)を溶かしていた蒸発皿で白い粉が残っていたような気もする。

 

 

この丸い玉は真っ赤になる。再度あぶったのがこれ。

 

結局わからずじまい。

これ以上温度を上げるには、もっと大きなバーナーがいるが、ないので断念。

 

ほかの粉と一緒に封入してみた。