趣味の顕微鏡あそび

妻曰く、道具をそろえ終わると趣味が終わるそうだ。

ブログタイトル

トルエンで気泡抜き。

拾い出していた残りをトルエンで気泡をとる。

 

ゼラチン固定液を、カバーガラスに塗る。

しばらく放置。

珪藻を並べる。

3分ほどホットプレートで乾燥させる。

トルエンを滴下。

気泡が抜けていく。

その上からUVレジンコーティング液を滴下。

気泡がないのを確認。

スライドガラスにUVレジンコーティング液を滴下。

その上にカバーガラスを載せる。

しばらく放置。

気泡がないのを確認。

UV照射。

 

うまく気泡がぬけたけど、ゼラチンのカタがある。

うーむ。

レンコンの上にカタが残っている。

これは、カバーガラスにではなく、スライドガラスに並べた方が良いだろうか?

やはり、コラーゲン入りゼリーの素がまずかったのだろうか?

 

次回は、トルエンの上にUVレジンコーティング液を滴下して、時間をもう少し空けてみよう。

 

 

レンコンの上にゼラチンのカタが残っている。

 

この鼓みたいのは初見!

 

 

マウントメディアを使ってみた。

UVレジンコーティング液で連続して失敗してしまったので、マウントメディアを使ってみた。相変わらず臭い。

ゼラチン固定液に並べて乾燥させて。マウントメディアを1滴スライドに垂らして気泡が出なくなるまで加熱。

その上にカバーガラスを乗せた。

けちってマウントメディアが少なめだったので、重りを乗せたが、問題なかった。

 

覗いてみると結果はむむむ。

気泡だらけ。マウントメディアは難しい。。。

並び方がいびつなのは最初から。並べるのがへたくそなだけ。しっかり固定はされていた。気泡は抜けない。

どうやるのだろう?

 

 

 

 

気泡の追い出しにトルエンを試してみた。

2024/04/04の気泡とりの失敗を受けて、トルエンを使用してみる。

どうもUVレジンコーティング液を薄めることができそう。

 

まず、ゼラチン固定液で並べて、今回は5分ホットプレートで温めてみた。

なにかうっすら茶色になってしまった。

が、酢酸は飛んでいると思われる。

 

次に、トルエンを滴下すると、気泡が少しづつ消えていく。しめしめ。

顕微鏡で気泡がなくなるのを確認してから、さらに上からUVレジンコーティング液を滴下した。

おお、妙な反応がない。透明のまま。

しめしめとスライドガラスに滴下した迎えUVレジンコーティング液の上にひっくり返して載せ、UV照射してかためた。

 

さっそく覗いてみると、うーむ。。。

みょうな影が、、、

トルエンとUVレジンコーティング液の境界面かもしれない。

 

次回は、

トルエンの上にUVレジンコーティング液を載せてしばらく放置して、顕微鏡で確認して妙な境界がなくなってからUV照射してみよう。

 

 

 



また失敗。。。

また、ホットプレートで気泡を除去しようとすると、レジンが固まってしまった。。。

 

今回は新しい、UV008レジンコーティング液を使用。

ホットプレートに載せず、1mmほど浮かして温めて気泡を除去しようとしたけれども除去できず、何度が載せているうちに固まってしまった。

最後はやけくそで沸騰するぐらい載せたが駄目。

 

次は

  1. 封入剤を変える。マウントメディアは臭いがそろそろ窓を開けられる。
  2. マイクロピペッターで少しづつ流し込む。
  3. 真空にして気泡を抜く
  4. 固定用ゼラチンの乾燥が1分だったけど10分ぐらいに伸ばしてみる。
  5. レジン塗料用の薄め液を最初にたらし気泡を追い出してからレジンをかぶせる
  6. レジンを温めてから滴下する。
  7. レジン瓶を超音波で脱気してみる。
  8. カバーガラスにレジンを垂らすのではなく、周囲に少し垂らして少しずつ浸透させていくのはどうだろうか?
  9. レジンを薄める。シンナーかトルエン?

 

 



No.6 ディディモは、ミイラの棺桶みたい。

懐中電灯落射照明

 

No.6に手を出した(笑)

6. Rock Snot Didymo Gunpowder Falls 地図

覗いてみると、おお!これはこれは単種がぎっしり。

お名前はディディモらしい、

驚くべき姿だ!これは柄付を見てみたい!

Didymoの異常増殖-Didymoの正体

 

 

 

 

 

さっそく固定液を塗って並べてみた。

 

フタを上にして気泡が入らないようにして並べた。

相変わらずデザインはワケワカメ。

固定してから、UVレジンコーティング液を垂らして気泡をとるために2回だけホットプレートに載せた。

スライドガラスにはUVレジンコーティング液を塗らずにそのまま載せると、、、

あちゃちゃ重合していた。

また失敗。カバーガラスが斜めに浮いて固まってしまった。。。

 

次は、ホットプレートに載せる前にしばらくおいてから、ホットプレートにから少し浮かして温めてみよう。

 

下の三角形は頂点に足がついていたので、足を上にしてしまったら、気泡が抜けなかった。そろそろ、UVレジンコーティング液を新調しようか。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.5を再挑戦

したけど、失敗した。

収集してから並べたのではなく、蒸発させた収集前のから直接とって並べた。

 

封入剤を垂らしたら、気泡が珪藻にぎっしりだったので、ホットプレートに載せて気泡を追い出そうとしたけれど、一部の珪藻がなかなかとれない。

仕方がないので、3回ほどホットプレートにのせた。

すると一部が重合したのか、スライドガラス上に斜めに貼りついてしまった。。。

うーむ。

 

(1)熱を伝え過ぎないように気を付けよう。

 

(2)また、スライドガラスに一滴垂らし、カバーガラスをひっくり返して合わせて気泡を入らないようにするのだけれど、もしかすると、しない方がいいのかもしれない。

次は、スライドガラスに液を垂らさずに、カバーガラスをそのままひっくり返して置いてみよう。

 

(3)お皿状の珪藻なので、中に気泡が入りやすいのかも。

うつ伏せに載せてはいけないのかも。

 

(4)雲母みたいにぺらぺらめくれるので、ある程度はがれたのを載せていく方がいいかも。特に周囲の帯は厄介。固定液にくっつくとはがれない。

 

(5)隙間に別種を置いたけど、単種の方がよかったかも。

隙間なく埋めた方がよかったかも。

 

かもかもだらけで、なかなかうまくいかない。

まぁ時間はたっぷりあるんだけどね(笑)

 

 

No.5を再度封入してみた。

 

前回、UVレジンコーティング液がたぷたぷでだめだったので、ゼラチン固定液を引いてから並べてみた。ノーアイデアで並べたのでわけわかめ。

 

で、失敗。

封入剤はUVレジンコーティング液で、気泡が入ったのでホットプレートで温めながら紫外線ランプをあてたら、割れた。。。

 

温めながらUV硬化を行うと割れるらしい。

 

 

 

No.4 Hanklit 2 Mors,Denmark Fossil M.Diatom から三角形を拾い出し

No.1~3も収拾していないのに、No4を覗いてみた。

No.4 Hanklit 2 Mors,Denmark Fossil M.Diatom

 

珪藻サンプルを頂いた! 1. Oamaru,NZ Papakaio Kitty Litter Fossil Daitom - 趣味の顕微鏡あそび

 

 

驚いた!三角形が山のようにある!!

お宝の山だ(笑)

これはびっくり!

とりあえず封入してみた(笑)

大量の三角形と割と大きな珪藻がきれいに精製されていた。

うーむ。Mr.Billの精製は素晴らしい。No.1~3は少し夾雑物が残っていたけれど、これは少ないしワレカケも少ない!

精製者の優しく穏やかな性格がうかがい知れる。

 

私は、乱雑な性格なのですぐに超音波で、ドドドドドドドドド(笑)

 

No.1~3の三角形と混ぜて並べてみた。

これは初見!なんだろう?

Mr.Bill曰く、Odontotropsis cristata Grunow

https://www.researchgate.net/figure/Photomicrographs-of-diatom-resting-spores-from-CESAR-6-SEM-unless-indicated-Scale-bars_fig6_301773090

Grunowはどうも人名らしい。

Albert Grunow - Wikipedia

 

odonto(歯)tropsis (あぶみ?)

cristata  (cristatum=鶏冠のような,鶏冠飾りのある)

 

Mr.Billに、こちらに掲載されていると教えていただいた!

Die Diatomeen der Fur-Formation (Alttertiär) aus dem Limfjord-Gebiet, Nordjütland/Dänemark — Schweizerbart science publishers

 

35ユーロ!おっと12ユーロもある。。。。

 

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で、買っていたりする(笑)

Die Diatomeen der Fur-Formation が届いた! - 趣味の顕微鏡あそび

 

 

 

 

 

ここにもあった!(2024/05/01)

Odontotropis cristata, J Tempère - Diatom Imaging

 

 

 

 

 

 

 

 

 

失敗。レジンが謎の重合

失敗した。

UVレジンコーティング液をカバーガラスに薄く塗って、さらにまつ毛の腹で薄く延ばしてから並べていった。(まつ毛にごみが付いていたので最初に除いておくべきだった)

 

環状に並べ終わって一度UVで軽く固めて、その上にUVレジンコーティング液を一滴垂らした。

覗いてみると気泡があったのでまつ毛で除去。

その後、スライドガラスにも一滴たらして、カバーガラスと合わせた。

 

すると、いつもはうまくいくのに、なにか浮いてる。

どうもレジンが重合してしまったようだ。ぐいぐい押したが透明の塊ができていてだめだった。

 

なにがきっかけかわからない。

(1)今回はいつもよりかなり薄く塗った

(2)UVレジンコーティング液は少し古い

(3)まつ毛で気泡を除去するのに時間がかかった。

(4)そもそも珪藻保管スライドガラスが乾燥不足だった。

 

珍しい珪藻を使わなくてよかった。

以前も薄くして固まってしまったことがあった。

今回は薄くしすぎて、中央の網状のものが完全に沈まなかったのが気泡を抱いた原因でもある。

 

次回はそこまで薄くしないでやってみよう。

あと、珪藻を一度乾燥させてから並べてみよう。

 

UVレジンコーティング液に水を混ぜてみた。

あまり固まらなかった。でも顕微鏡で見たら面白かったのでアップ。

youtu.be

 

 

これが惜しかった。。。

1個だけしか見つけていない!くっついていないのはいっぱいあるがくっついているのは初見!

 

 

Oamaru,NZ No.2 and No.3から

Oamaru,NZ No.2、No.3から

 

長い読経を終え、無事満中陰を終えた。

高速数珠繰りはなかなか面白かった(笑)

帰ってから、イメージセッターで印刷したフィルムを切ってスライドガラスに接着。

その上で拾い出しをして、カバーガラスに並べてみた。

ちょっとガイドのデザインが悪く、結局円形に。。。

ガイド通りにはいかない。

固定液は使わずにUVレジンコーティング液を、眉毛の先で薄くして並べた。

ちょっとばらばらに並べすぎた。

もうちょっと整理するべきだった。

今度は、横一直線に並べてみよう。レジンは結構薄くしたつもりだけど大きめの珪藻を置くと少し流れる。

次回は途中で薄くするのではなく、最初から眉毛の腹で薄くしてみよう。

 

 

 

Oamaru珪藻土から。固定液の練習。

拾い出した中から、先達のゼラチン固定液で固定してみた。

やはりゼラチンの接着力が強い。

コラーゲン入りがまずかったか。。。

ガラス針で動かそうとしても動かない。まつ毛でもまったく動かない。

やはり作り直しか。。

ホットプレートで乾燥させてから、封入しようとしてピンセットでカバーガラスを持ち上げたら、滑って机に落としてしまった。それも下向きに。。。

でも珪藻は落ちなかった。ゼラチン固定液の接着力は強い。

封入剤はUVレジンコーティング液。

 

今回、なんちゃってマニュピレーターの練習にと思ったけれども、ガラス針はちょっと使えない。Y軸とZ軸だけでは難しいX軸も必要だ。

仕方がないので、まつ毛で固定液の上にそっと並べた。

赤玉を握っても少し震える。

なんとか防振まつ毛ができないものだろうか。。。

 

封入時の気泡はホットプレートでだいたいは追い出せるけれども、固定液の染みは残る気がする。

カバーガラス面ではなく、スライド面に並べた方がいいのだろうか?

 

固定液の染みっぽい跡形。

 

これも固定液の染みっぽい。