趣味の顕微鏡あそび

妻曰く、道具をそろえ終わると趣味が終わるそうだ。

ブログタイトル

Die Diatomeen der Fur-Formation が届いた!

オランダから例のブツが届いた。

No.4 Hanklit 2 Mors,Denmark Fossil M.Diatom から三角形を拾い出し - 趣味の顕微鏡あそび

 

オランダの本版メルカリみたいなところ。

12ユーロだった。

https://www.boekwinkeltjes.be/

285ページ中、文字が170ページで、ドイツ語(笑)

スマホのGoogle翻訳はカメラに写すだけで翻訳してくれる。

だが、まぁ写真を楽しもう(笑)

Fur層が毛皮になるのはご愛敬。

Fur Formation - Wikipedia

 

 

トルエンで気泡抜き。そして、ガイドを試してみた。

前回気泡だらけだった、珪藻で試してみた。

トルエンを垂らして気泡が消えたら、UVレジンコーティング液を滴下して

今回は4分間まってみた。

その後、スライドガラスに載せて2分待ってUV照射。

覗いてみてもカタは見えない。

 

 

今回は、前回作った、イメージセッター出力のガイドを試してみた。

印刷用の版が届いた!まずは丸く切ってレチクルを試してみた。 - 趣味の顕微鏡あそび

 

切ったガイドをスライドガラスに水で貼り付け、その上に珪藻、そしてガイド上に固定液を塗ったカバーガラスを載せて並べてみた。

相変わらず、1回落とすと移動できない。ゼラチンが濃すぎるのだろうか?

作ったガイドがいまいち。

ガイドはスライドガラスより少し小さめに切る。

 

この上に載せていった。放射が多すぎて結局四角に(笑)

 

toru

 

レーザーで投影してみた。

並べた形は見える。

 

トルエンで気泡抜き。

拾い出していた残りをトルエンで気泡をとる。

 

ゼラチン固定液を、カバーガラスに塗る。

しばらく放置。

珪藻を並べる。

3分ほどホットプレートで乾燥させる。

トルエンを滴下。

気泡が抜けていく。

その上からUVレジンコーティング液を滴下。

気泡がないのを確認。

スライドガラスにUVレジンコーティング液を滴下。

その上にカバーガラスを載せる。

しばらく放置。

気泡がないのを確認。

UV照射。

 

うまく気泡がぬけたけど、ゼラチンのカタがある。

うーむ。

レンコンの上にカタが残っている。

これは、カバーガラスにではなく、スライドガラスに並べた方が良いだろうか?

やはり、コラーゲン入りゼリーの素がまずかったのだろうか?

 

次回は、トルエンの上にUVレジンコーティング液を滴下して、時間をもう少し空けてみよう。

 

 

レンコンの上にゼラチンのカタが残っている。

 

この鼓みたいのは初見!

 

 

マウントメディアを使ってみた。

UVレジンコーティング液で連続して失敗してしまったので、マウントメディアを使ってみた。相変わらず臭い。

ゼラチン固定液に並べて乾燥させて。マウントメディアを1滴スライドに垂らして気泡が出なくなるまで加熱。

その上にカバーガラスを乗せた。

けちってマウントメディアが少なめだったので、重りを乗せたが、問題なかった。

 

覗いてみると結果はむむむ。

気泡だらけ。マウントメディアは難しい。。。

並び方がいびつなのは最初から。並べるのがへたくそなだけ。しっかり固定はされていた。気泡は抜けない。

どうやるのだろう?

 

 

 

 

気泡の追い出しにトルエンを試してみた。

2024/04/04の気泡とりの失敗を受けて、トルエンを使用してみる。

どうもUVレジンコーティング液を薄めることができそう。

 

まず、ゼラチン固定液で並べて、今回は5分ホットプレートで温めてみた。

なにかうっすら茶色になってしまった。

が、酢酸は飛んでいると思われる。

 

次に、トルエンを滴下すると、気泡が少しづつ消えていく。しめしめ。

顕微鏡で気泡がなくなるのを確認してから、さらに上からUVレジンコーティング液を滴下した。

おお、妙な反応がない。透明のまま。

しめしめとスライドガラスに滴下した迎えUVレジンコーティング液の上にひっくり返して載せ、UV照射してかためた。

 

さっそく覗いてみると、うーむ。。。

みょうな影が、、、

トルエンとUVレジンコーティング液の境界面かもしれない。

 

次回は、

トルエンの上にUVレジンコーティング液を載せてしばらく放置して、顕微鏡で確認して妙な境界がなくなってからUV照射してみよう。

 

 

 



また失敗。。。

また、ホットプレートで気泡を除去しようとすると、レジンが固まってしまった。。。

 

今回は新しい、UV008レジンコーティング液を使用。

ホットプレートに載せず、1mmほど浮かして温めて気泡を除去しようとしたけれども除去できず、何度が載せているうちに固まってしまった。

最後はやけくそで沸騰するぐらい載せたが駄目。

 

次は

  1. 封入剤を変える。マウントメディアは臭いがそろそろ窓を開けられる。
  2. マイクロピペッターで少しづつ流し込む。
  3. 真空にして気泡を抜く
  4. 固定用ゼラチンの乾燥が1分だったけど10分ぐらいに伸ばしてみる。
  5. レジン塗料用の薄め液を最初にたらし気泡を追い出してからレジンをかぶせる
  6. レジンを温めてから滴下する。
  7. レジン瓶を超音波で脱気してみる。
  8. カバーガラスにレジンを垂らすのではなく、周囲に少し垂らして少しずつ浸透させていくのはどうだろうか?
  9. レジンを薄める。シンナーかトルエン?

 

 



No.6 ディディモは、ミイラの棺桶みたい。

懐中電灯落射照明

 

No.6に手を出した(笑)

6. Rock Snot Didymo Gunpowder Falls 地図

覗いてみると、おお!これはこれは単種がぎっしり。

お名前はディディモらしい、

驚くべき姿だ!これは柄付を見てみたい!

Didymoの異常増殖-Didymoの正体

 

 

 

 

 

さっそく固定液を塗って並べてみた。

 

フタを上にして気泡が入らないようにして並べた。

相変わらずデザインはワケワカメ。

固定してから、UVレジンコーティング液を垂らして気泡をとるために2回だけホットプレートに載せた。

スライドガラスにはUVレジンコーティング液を塗らずにそのまま載せると、、、

あちゃちゃ重合していた。

また失敗。カバーガラスが斜めに浮いて固まってしまった。。。

 

次は、ホットプレートに載せる前にしばらくおいてから、ホットプレートにから少し浮かして温めてみよう。

 

下の三角形は頂点に足がついていたので、足を上にしてしまったら、気泡が抜けなかった。そろそろ、UVレジンコーティング液を新調しようか。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.5を再挑戦

したけど、失敗した。

収集してから並べたのではなく、蒸発させた収集前のから直接とって並べた。

 

封入剤を垂らしたら、気泡が珪藻にぎっしりだったので、ホットプレートに載せて気泡を追い出そうとしたけれど、一部の珪藻がなかなかとれない。

仕方がないので、3回ほどホットプレートにのせた。

すると一部が重合したのか、スライドガラス上に斜めに貼りついてしまった。。。

うーむ。

 

(1)熱を伝え過ぎないように気を付けよう。

 

(2)また、スライドガラスに一滴垂らし、カバーガラスをひっくり返して合わせて気泡を入らないようにするのだけれど、もしかすると、しない方がいいのかもしれない。

次は、スライドガラスに液を垂らさずに、カバーガラスをそのままひっくり返して置いてみよう。

 

(3)お皿状の珪藻なので、中に気泡が入りやすいのかも。

うつ伏せに載せてはいけないのかも。

 

(4)雲母みたいにぺらぺらめくれるので、ある程度はがれたのを載せていく方がいいかも。特に周囲の帯は厄介。固定液にくっつくとはがれない。

 

(5)隙間に別種を置いたけど、単種の方がよかったかも。

隙間なく埋めた方がよかったかも。

 

かもかもだらけで、なかなかうまくいかない。

まぁ時間はたっぷりあるんだけどね(笑)

 

 

No.5を再度封入してみた。

 

前回、UVレジンコーティング液がたぷたぷでだめだったので、ゼラチン固定液を引いてから並べてみた。ノーアイデアで並べたのでわけわかめ。

 

で、失敗。

封入剤はUVレジンコーティング液で、気泡が入ったのでホットプレートで温めながら紫外線ランプをあてたら、割れた。。。

 

温めながらUV硬化を行うと割れるらしい。

 

 

 

No.4 Hanklit 2 Mors,Denmark Fossil M.Diatom から三角形を拾い出し

No.1~3も収拾していないのに、No4を覗いてみた。

No.4 Hanklit 2 Mors,Denmark Fossil M.Diatom

 

珪藻サンプルを頂いた! 1. Oamaru,NZ Papakaio Kitty Litter Fossil Daitom - 趣味の顕微鏡あそび

 

 

驚いた!三角形が山のようにある!!

お宝の山だ(笑)

これはびっくり!

とりあえず封入してみた(笑)

大量の三角形と割と大きな珪藻がきれいに精製されていた。

うーむ。Mr.Billの精製は素晴らしい。No.1~3は少し夾雑物が残っていたけれど、これは少ないしワレカケも少ない!

精製者の優しく穏やかな性格がうかがい知れる。

 

私は、乱雑な性格なのですぐに超音波で、ドドドドドドドドド(笑)

 

No.1~3の三角形と混ぜて並べてみた。

これは初見!なんだろう?

Mr.Bill曰く、Odontotropsis cristata Grunow

https://www.researchgate.net/figure/Photomicrographs-of-diatom-resting-spores-from-CESAR-6-SEM-unless-indicated-Scale-bars_fig6_301773090

Grunowはどうも人名らしい。

Albert Grunow - Wikipedia

 

odonto(歯)tropsis (あぶみ?)

cristata  (cristatum=鶏冠のような,鶏冠飾りのある)

 

Mr.Billに、こちらに掲載されていると教えていただいた!

Die Diatomeen der Fur-Formation (Alttertiär) aus dem Limfjord-Gebiet, Nordjütland/Dänemark — Schweizerbart science publishers

 

35ユーロ!おっと12ユーロもある。。。。

 

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で、買っていたりする(笑)

Die Diatomeen der Fur-Formation が届いた! - 趣味の顕微鏡あそび

 

 

 

 

 

ここにもあった!(2024/05/01)

Odontotropis cristata, J Tempère - Diatom Imaging